徒然なる日々

ありきたりな日々を好きなもので埋め尽くす

大島優子が放った「票数は愛です」という言葉は意外と真実だと思った話

タイトルで伝えたいことは全て伝えているので、以下は補足です。

 

今は無きAKB総選挙。前田敦子と大島優子が全盛期だった時代の話です。

 

「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という前田敦子の名言が飛び出したのと同じ年、2位になった大島優子はスピーチで

 

「票数は皆さんからの愛です」と語り、Twitterやマスコミ、同じグループメンバーからも批判を浴びて大炎上しました。

 

批判の理由は「CDを買わせるためだけに握手会や総選挙を行って、ファンからお金を搾り取っている」というのが主な理由です。また、同じグループの子は「同じCDを数百枚も買ってもらわずとも、他でもいっぱい愛は受け取っている」と。

 

当時は私も「なに綺麗事言っているんだ」と思ったのを鮮明に覚えています。

 

あれから9年経ち、歳をとった私は最近大島優子の記事を見て、ふとこの事を思い出し、「あれ?このときの発言って、もしかして意外と真実なのでは?」と考え直したのです。

 

そのきっかけは3つありました。

 

1.「もっとお金を使いたい」という人の話を聞いた

 

 

キャバクラが大好きな方がいらっしゃるのですが、生誕祭には1晩で数百万円もお酒を入れるそうです。(シャンパンタワーとか)

 

「そんなに飲めるわけなのに、なんでそんなにお酒を入れるのか?」と聞くと、「応援してナンバーワンにしてあげたいから」と嬉しそうに言っていました。彼はお酒を買っているわけではなく、「応援したい」という気持ちをお金で表現しているだけなんだと感じたのです。

 

ちなみに「もっと使えるお金があればもっと応援する」と言っていました。キャバ嬢を落としたいとかそういうレベルじゃないんですよね。そのキャバ嬢をのし上がらせるために命かけてる、みたいな印象を受けました。

 

でも苦しそうな雰囲気ではなく、純粋に楽しそうでした。まるでゲームに課金しているような感じ。

 

アイドルとキャバ嬢。対象は違うものの、応援したいという気持ちとしては一緒な気がしたんです。

 

2.自分も好きなものにはたくさんお金を使っていた

 

自分も好きなものにはたくさんお金を使います。デバイスで好きなものが出れば、新作というだけで購入しますし、他の人にも紹介します。本であればシリーズで買いますし、好きな映画だったら映画館に行き、DVDも購入します。

 

本やDVDは自分自身が楽しみたい気持ちもあるけれど、その作者さんを応援したい気持ちもあるからです。

 

3. そもそもファンが喜んでやっている

 

もちろん握手会やグッズや劇場やCDやたくさんあるのは知っています。でも、ファンが本当に嫌だったらきっとお金は払わないと思ったんですよ。

 

実際にあるファンの方と話したことがあるのですが「俺たちは試されている」とかなんとか訳のわからないことを言っていました。選挙に対しても「戦略を練って~以下略」とか言っていたので、きっとファンも盛り上がる一大イベントだったのだと思います。

 

選挙の結果で、アイドルが一喜一憂するのはもちろんですが、その姿を見てファンが盛り上がるのもきっと間違いないのだと思います。「来年こそは選抜に入れよう」「せめて名前を呼ばれるようにしよう」「もっと高い順位になって喜んでもらいたい」

 

広くファンの投票数を集めるファンもいれば、狭いけれどしっかりとしたファンを集める方もいます。どっちが良いとか悪いとかではなく、それぞれの愛され方だったのではないかと。

 

もちろんアイドルが実際に会うようなファンは、握手会も来て劇場も来て総選挙でもたくさん応援してくれて・・という人かもしれません。でも、顔も名前も知らないけれど、お小遣いをためてCDを買って、応援してくれた一票だってあったはず。

 

誰もが搾り取られているわけではなく、それぞれの愛の形を示したイベントだったのではないでしょうか。そしてアイドルは、その結果(愛)を見てもっとそれぞれがどういう活動をしているのか、改めて振り返るいいチャンスだったのではないかと。

 

「ファンの愛は受け取ったよ」というメッセージ

 

「票数は皆さんからの愛です」

 

子役時代から苦労してきた大島優子は、きっとファンを大切に思っていたから、きっとそういったことを言ったのでしょう。「愛は受け取った。これからも頑張る」という強い思いの裏返しで。

 

知らんけど。

相手が感動のあまり涙を流したサプライズの方法を公開したい

先日、初めての結婚記念日を迎えた。

そして相方の誕生日も近かったことから、まとめて実施することにした。

 

どちらがメインなのかと言われれば、迷わず「誕生日」と答える。

 

お金に糸目をつけずに誕生日を祝う

毎年相方の誕生日は盛大に祝う。時にはモノだったり、時には思い出だったりするけれど、相方のことを一生懸命考える。

 

普段はケチな自分もそのときだけは財布をガバッとあけて祝う。

 

結婚記念日ももちろん大切。二人が人生を共に歩くことを公的に決意した日でもあるから。

 

だけど、やはりそれ以上に誕生日の方が大切。相方が生まれてきてくれなかったから結婚も起こり得なかったから。

 

ただただ感謝したい。そんな気持ちの方が強いのだ。

 

サプライズプランは情報戦。1年かけて計画する

サプライズは情報戦だと思っている。いかに相方に悟られることなく計画を立て、喜んでもらえるか。スパイさながらに相手が欲しい物や行きたいところ、好きなものの情報を得なければいけない。

 

そのために1年かけて準備を整える。

 

相方の好きなものや欲しいものは日々変わっていく。今日欲しい物が明日も欲しいものとはかぎらない。あまりにも欲しすぎて、直前に「ボーナスが入った」とかなったら、準備していたものを購入されてしまうかもしれない。

 

いくつも候補が必要だし、その中での相方の優先順位を見極めないといけない。ゆっくりと確実に情報を整理しながら、準備を整える。

 

しかし、

 

「本当に1年も必要なのか?」と考える人もいるかもしれない。「3ヶ月前でも充分ではないか」と。

 

私の結論から言うと、3ヶ月では不十分なのだ。

 

3ヶ月前からの準備だとサプライズが薄れる

 

3ヶ月前から準備を始めると、相手から情報を得るのが難しいというのが非常に難しい。

 

サプライズなので直球で質問することはできない。3ヶ月前からだと相手によっては意識し始める可能性がある。「誕生日近づいてきたな」とか。

 

特に私の相方は3月が誕生日なので、年明けからすっかり誕生日気分だ。「3月」や「春」というワードが出ただけで誕生日を意識される可能性がある。

 

少しでも意識されたら、サプライズではなくなる。記憶がうっすら残っているだけでサプライズの威力は減る。

 

全く悟られることないためには3ヶ月前だと不十分だ、と個人的には思う。

 

まさに完全犯罪のごとく、芸能人を騙すドッキリのごとく、用意周到に準備を進めなければサプライズにならないと思うのだ。

 

当然のことだが、サプライズはバレたら終わり。そのためのリスクをできるだけ排除するための1年前からの準備なのだ。

 

サプライズはエゴであってはならない

一時期フラッシュモブというのが流行った。

 

フラッシュモブとは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンスを行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為。ゲリラパフォーマンスの一種である。(Wikipedia) 

 

この手のものに感動する人もいれば、拒否反応を起こして別れるカップルもある。

そもそもサプライズが苦手な人もいる。

 

サプライズがエゴであってはならない。相手を悲しませるサプライズはサプライズとはいえない。自分自身のエゴをぶつけるだけの自己満足だ。

 

そうならないためにも情報が必要なのだ。

 

相手が喜ぶ情報は雑談で収集する

サプライズのための質問を行ってはいけない。あくまでも雑談の自然な流れの中で、相手が好きなもの、もらって嬉しいもの、苦手なものを集めていく。

 

とはいえ、高いコミュニケーションが必要なわけではない。私も口下手でコミュニケーション能力は低いほうだ。

 

サプライズのために質問するというより、雑談の中で相手が好きなものについて話していたら、それを会話の後でこっそりメモすることをオススメしたい。

 

それはデートにでかけたとき、食事にでかけたとき、テレビを見ているときなど、いくらでも話す機会はある。相手が好きな食事などを質問してくることもあるだろう。それに乗っかるのだ。

 

そういう情報を集めていくと、自然とサプライズの形が見えてくる。企画は考えて生み出すものではない。相手の情報を集めれば自然と生まれていくものなのだ。(ドヤ)

 

相手が喜ぶよう情報を小出しにする 

サプライズの企画が決まったら、情報を小出しにしていく。特に大切なことはドレスコードと宿泊の有無だ。

 

相手に恥をかかせるようなことはいけない。相手が男性でも女性でも、手ぶらで泊まりに行く人はいないし、Tシャツで高級レストランに連れてこられるのは嫌だ。そういった場所に相応しい格好をしてもらう必要がある。

 

そのためには全く情報出さずにサプライズすることはよくない。宿泊やドレスコードの有無についてはきちんと伝えよう。

 

もし長時間歩くとか運動が含まれるならばそれも伝えないといけない。ヒールの有無は女性にとって特に重要だ。男性もオシャレな人は革靴履いてきたりもする。気をつけないといけない。

 

情報で相手をワクワクさせる

情報を出すことでサプライズ感がなくなるのでは、と思うのは間違いである。企画全てをサプライズにすると相手には不安しか生まれない。「遠方なのか」「泊まるのか」「高いところなのか」「匂いは」とか気になるところが目白押しなのである。

 

だから、むしろ情報を出して相手は安心させてあげる必要がある。

 

安心の中にサプライズがあるからだ。

 

その情報(企画)が相手を喜ばせる企画であればあるほど、相手はワクワクするのだ。

 

例からサプライズの基本形を学ぶ

例えば付き合って3年ぐらいの20代後半の彼女がゼクシィを置いて最近アピールしてくるとしよう。自分も結婚するつもりはあるが、押し切られて結婚したように思われるのは心外。

 

そこで彼は少し興味のないふりをした。

 

そして誕生日だから(とかお祝い事で)ちょっといいところにご飯行こうと誘った。この時彼女は何を考えているか。

  • ちょっと高いレストランに連れてってくれる。
  • 誕生日だからプレゼントもきっと用意してくれているだろう
  • でも結婚に興味はないから、指輪はない。バッグか財布かな。

とか想像し、少しワクワクしているわけだ。

 

そこで指輪を出すと、相手は驚く。

 

「結婚に興味がないのかと思って、別れようかと考えてた」とか言うので「結婚したかったけど、ゼクシィに押し切られて結婚したように思われるのは心外だ」と素直に伝えるとさらに驚く。

 

相手に別のことを期待させ、そして期待の外にあるところから相手が喜ぶモノ・コトを差し出す。そのプロセスに不快な思いが発生しないよう気を配る。

 

これがサプライズの基本形である。

 

私の実例

相方の情報

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  • 高級感あるホテルの高層階が好き
  • 海が好き
  • 特別待遇が好き
  • 自分でメニューを選ぶのではなく、最高の逸品を持ってきてほしい

 

私が事前に出した情報

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  • 地元で一番の高級ホテル
  • もちろん海が見えて高層階
  • 普段は安いプランだが、今回はラウンジにも入れる
  • コース料理も少し高め

 

私のサプライズ

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  • 入室とともにお花を置いておいた
  • 最後にメッセージカードを渡す
  • 運転手付きのリムジンベンツでゆったりドライブ 

 

あくまでも一例なので参考になれば。

 

サプライズはあくまでも喜んでもらうのが前提なので、相手が喜ぶ情報収集が一番大事だと思う。

 

【ネタバレなし】塩田元規著「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」書評

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 (NewsPicks Book)

 

アカツキのことを知っていたから気になった

 

 

アカツキ創業者の塩田元親氏の経営哲学・人生哲学について語られた著書。創業10年で売上281億円、利益136億円というトンデモナイ業績を作り上げたその根本に迫った一とのこと。

 

アカツキ自体、スマホゲームではとても有名な会社で元々知っていたが、それほど業績が良いとも思わなかった。出しているタイトルを見ると

  • ロマンシング サガ リ・ユニバース
  • ONE PIECE ボン!ボン!ジャーニー!!
  • アイドルマスター
  • 八月のシンデレラナイン

といった有名タイトルを複数出している。女性、男性を問わずファンの多い作品を多く出している稀有な会社だ。

 

とはいえ、そんなに業績が良いとは知らなかった。スマホゲームの会社には一発屋が多い。複数ヒットタイトルを出せる会社はほとんどいない。

 

あの大ヒット作「パズドラ」をつくった会社でさえ、パズドラを超えるヒット作を出せずに苦しんでいる。その売上も徐々に落ちているとのこと。スマホゲーム業界は非常に厳しいようだ。

 

どんな経営方針で何を大切にしているのか、知りたかったのだ。

 

8月のシンデレラにまつわる素敵なエピソード

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アカツキの有名タイトルである「8月のシンデレラ」には素敵なエピソードがあった。

 

野球が好きな女子というのは昔から一定数いる。小さな時はチームで一緒に野球をプレーすることができるが、中学・高校と体が大きくなるにつれて「野球」をプレーすることは難しくなる。

 

野球好きな女子はどこへ行くのか。「ソフトボール」か「野球部のマネージャー」だ。

 

高校野球でも女子部員の登録は認められているが、公式試合に出場することはできない。もちろん甲子園でも女子選手の出場登録は認められていない。

 

 

女子選手は甲子園に行くことはできない。マネージャーとして甲子園に行くのを支えるか、ソフトボールでプレーする他、野球と関わる選択肢がないのだ。

 

そこでアカツキは考えた。

 

「野球好きな女子が甲子園でプレーする」

 

そういった想いを夢から「8月のシンデレラ」が生まれたと聞いたことがある。

 

 

儲けてしまったスマホゲーム会社

スマホゲーム会社というと重課金者やゲーム中毒者を生み出す「悪」のような存在だと言われている。課金するよう誘導して、お金をむしり取る存在のように言われることも少なくない。

 

しかし、スマホゲームでよくプレーするものの話によると、課金や広告で必死に儲けようとするゲームはすぐに廃れるというのだ。

 

それは「ワンピース」や「ドラゴンボール」「プリキュア」「ポケモン」といったビッグタイトルのテーマを扱ったかどうかも関係ない。広告予算を数億から数十億かけ、100万ダウンロードを超えたかどうかも関係がない。

 

予算をかけていきなり多くのユーザーを獲得したとしてもなにかにつけて広告をクリックさせたり、課金に誘導させるゲームはあっという間に廃れていくというのだ。

 

つまり、スマホゲームでヒット作となるかどうかは「運営の力」の比重が多いのだが、アカツキのゲームは少し変わっている。

 

無課金者でも長く楽しく遊べるつくりになっていて、とても珍しい。ダイヤやスタミナなどの便利アイテムも惜しみなく配る。それでももっと楽しみたい人は課金しても楽しめるよ、といったスタンスに見える。

 

無料のユーザーも有料のユーザーも楽しんで遊べるつくりを追求した結果、儲かってしまった会社なのだ。利益率が高く、急成長しているからといって、「お金をむしりとっているのだ!」と指摘するのは少し違う気がする。

 

まだ目次しか読んでいない

これほど熱く語ってきたものの、まだ私は目次しか読んでいない。

 

今のところ、魂の進化とか書いてあり、ビジネス本よりは自己啓発のジャンルに近い内容のため、好き嫌いは分かれそうな本だという印象。

 

自己啓発本として見ると「どこにでもよく書いてある本」とも言えるし、ハートドリブンというキャッチな内容から採用促進するための「会社の宣伝」と捉えられるかもしれない。

 

しかしながら、紆余曲折有りながら、関わる人達の"感情"を大切にしようとしてきた会社であることは読み取れる。そしてそれは作品を通して充分に伝わってきている。実際に何を大切にしていくのか、じっくりこれから読み進めたいと思う。

 

恵比寿ガーデンプレイス近く「香湯ラーメン ちょろり」で絶品ラーメン

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出かけた先で食べるもの

「出かけた先で食べたくなるのが本当に好きな食べ物だ」

と、名言っぽく行って、ひたすらラーメン屋に連れて行った友人がいた。

 

友人はラーメンを食べるために出かけるような人だったので、その言葉は当てはまらないと思うが、妙に納得したのを覚えている。

 

その友人の影響かはわからないが、出かけるとラーメンが食べたくなってしまう私がいる。一人のときは特にそうだ。

 

そんなわけで相方と恵比寿に出かけた私は、「ラーメンが食べたい」と言い、ラーメン屋にいった。

 

意外かもしれないが、恵比寿にはラーメンの名店が多い。「恵比寿 ラーメン」で検索していただければ美味しそうなお店がずらりと並び、どのお店も甲乙つけがたく、迷ってしまうのは必至だ。 

 

しかし今回私が選んだのは、こちらのお店である。

 

昔ながらの落ち着くお店

 

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恵比寿駅から徒歩7分程度。恵比寿ガーデンプレイスのすぐ近くにある「香湯ラーメン ちょろり」

 

中は木造で、温かい雰囲気。清潔感もある。いわゆる”元気いっぱい”のやかましい店員さんではないが、丁寧なサービスをしてくれた。

 

飽きさせない洗練された味

 

今回頼んだのはこちら。味噌ラーメンと餃子のランチセット(Bセット)1100円。

 

 

運ばれてくるとまず香油の香りが鼻をくすぐり、一気に食欲がかき立てられる。味噌は濃すぎず、薄すぎず、途中で飽きさせない。カロリー無視して最後まで飲みたくなる味。

 

麺は(多分)中太麺でスープもしっかりからむ。チャーシューも柔らかく仕上がってる。

 

餃子は口の中に入れたら肉汁が溢れてくる。とても美味しい。白米も手を抜いていない。ふっくら炊き上げられてもっちりしていた。

 

昔、地元の中華屋さんで食べていたラーメン定食を、洗練させたような印象がある。美味しいのに懐かしさを感じる。

 

半チャーハンも絶品

 

相方が頼んだのは普通の醤油ラーメン(600円)に半チャーハン(450円)。

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醤油ラーメンも香油がたっぷり香って食欲をそそる。(いつものように)一口食べると、やはり懐かしい味。醤油も濃すぎず、ちょうど良い塩梅。

 

絶品だったのは半チャーハン。おそらく近所で働いている常連さんだと思うが、これだけ注文している方もいたぐらい。油っこすぎず、口の中でパラパラとほどける。これも絶品だった。

 

コスパが良い

値段の割にボリュームもたっぷりでとても美味しかったように思う。また恵比寿に来たときは訪れても良いと思えるお店。

 

今回はコロナウイルスの影響で空いていたようにも思う。値段も手頃なので、普段のランチ時なら混んでいたかもしれない。

 

また来たときに食べたいのは塩ラーメン(600円)。これもおそらく常連さんたちだと思うが、頼む人が多かったメニュー。遠目で見た限り、透き通ったスープが実に美味しそうだった。

 

 

次回は半チャーハンと塩ラーメンかな。

鎌倉 小町通り沿いにあるお店に私が入らない理由

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鎌倉で最も栄えている場所といえば、小町通り。コロナウイルスが流行っているこの時期にさえ、それなりの人がいて、とても活気があった。

 

旅行客にカップル、家族で遊びに来ている人も多かった。

 

私もせっかくだからと思って歩いた。いくつかのお店は覗いてみた。だがお店に入ることはなかった。特に飲食することはこれからもないだろう。

 

正直に言えば、これは小町通りが悪いのではない。

 

そもそも私は小町通りに限らず、人通りの多く、立地の良い場所にあるお店には入ることがほぼないのだ。

 

今日の投稿は偏見に満ち溢れている。どうかもし小町通り沿いにお店を出している方が見ないことを祈りつつも、せっかくだからその理由を書いてみたいと思う。

 

立地の良いお店のお客様は「一期一会」

繰り返しになるが、小町通りでお店をやっている人を批判するわけではない。勝手な私の偏見だということを前提に読んでほしい。

 

商売で最も大切なことは集客だ、と言われている。1にの2にも集客。お客様が来なかったら商売は成り立たない。

 

そこで立地の良いところに、高いお金をかけて出す。観光地だから財布も緩んでいる。一期一会。地元名産品を使った料理であれば、少し高いお金を出したとしても観光客は満足する。

 

リピーターなんてとんでもない。広告にお金をかけて、いかにも自分のお店が繁盛しているように見せる。雑誌やテレビで紹介されたら儲けものだ。

 

一度テレビや雑誌に取り上げられたら行列がなす。その行列を見て、お客様が「美味しいお店だ」と思って来てくれる。

 

つまり、私の偏見によると、観光地で良い立地の人は集客にお金をかけている。「より美味しいものを食べてもらおう」という想いではなく、「観光に来た人がお金を落としてくれればいい」という想いでお店をやっているのだと勝手に思っている。

 

味や接客サービスのクオリティは2の次、3の次である。とにかく来てくれれば良いと思っているように思う。

 

 

立地の悪いお店は、リピーターが来なければ潰れる

だから私はメイン通りではなく、一本外れた道にあるお店に入ったり、少し離れた箇所にあるお店に入る。

 

立地の悪いお店は、美味しくなかったら人が来ない。「小町通り」という強烈な観光名所があるにも関わらず、「別のところで食べよう」なんて思うのは、何度も来て小町通りに飽きた人か、地元の人ぐらいだろう。

 

地元の人は味と料金にシビアだ。高いのであればそれなりの質がなければ来ないし、安くとも不味かったら来なくなる。当然、立地の悪いところに出すお店は、当然味と料金にこだわる。

 

だから美味しいのだ。接客だって素晴らしい。全体に気配りが聞いていて、適度に落ち着いて食べることができる。

 

「せっかく来たのだから美味しいものを食べたい。」そんな私の欲を満たしてくれるのだ。

 

食だけではない

立地が悪いお店が良いのは食だけではない。サービスや物販をやっているお店も同じことが言える。

 

立地が悪くとも長く続いているお店というのは良いサービスや良い商品を販売していると勝手に思っている。そうでなかったら一瞬で潰れる。

 

 

訪れる価値のあるお店

人を集める努力をせずとも人が集まってくるお店こそ、本当に訪れる価値があると考えている。それは実店舗だけでなく、ネットの世界でも同じことが言えるだろう。

 

せっかく観光で訪れた場所だからこそ、そんな価値あるお店に入りたいし、価値あるお店に出会いたいと思っている。

鎌倉 小町通り脇にある老舗カフェ「ミルクホール」で絶品ランチ ハヤシライス&オムライス

 

小町通りから少し外れた人気の老舗カフェ

鎌倉で最も栄えているのは小町通り。原宿の竹下通りに匹敵する賑わいを見せている。

 

コロナショックによって「いつもより人が少ない」と言われていたがそれでも大勢の人が訪れ、大変賑わっていた。

 

今回ランチを頂いたのは、そんな小町通りから1本脇に入ったところにある「ミルクホール」

 

鎌倉では有名な老舗人気カフェとのこと。

 

レトロな雰囲気

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大正時代をイメージしたレトロな雰囲気が楽しめる、とのことだが、看板に偽りなし。素敵なレトロな雰囲気が素敵。

 

飾られていてアンティークや絵画が、古き良き時代を彷彿とさせ、懐かしい気持ちにさせてくれる。

 

食器もおしゃれ。

 

男性1割、女性9割

店内はオシャレなカフェなだけあって、ほぼ女性。コロナの最中で小町通りから少し外れているのにほぼ満席だった。

 

行列ができるほどではないが、ひっきりなしにお客様がやってくる。人気が伺えた。

 

メニューもレトロ

本日注文したのはお店一番のお勧めであるハヤシライス。相方はオムライス。

 

洋食メインのお店なので、ビーフシチューもあるし、他にも色々ある。(雑)

 

今回注文しなかったが気になったのがオペラライス。馴染みのない名前だったので聞いてみると、「チキンライスの上にホワイトソースをかけたもの」だそうです。

 

聞いただけでよだれが垂れそうになるほど美味しそうだが、まずはお店イチオシを食べることにした。

 

 

10年ぶりのハヤシライス 

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普段、ハヤシライスを食べることなんてない。メニューにあってもわざわざ選択することはまずないだろう。あのなんともいえない甘い味と白米が微妙にマッチしていないように感じるのだ。

 

そして味が濃い目だからか、食べるのにも飽きる。すぐ飽きる。3口目で飽きる。

 

だからハヤシライスとカレーが並んでいれば、間違いなくカレーを選ぶ。

 

でも今日はハヤシライス。初めてその名を目にしたオペラライスへの強烈な興味を抑えつつハヤシライスを選択。

 

まずは一口。

 

・・うまい。

 

嘘だろうと思うかもしれないが、本当にうまい。ほんのりと甘いソースの中にトマトの絶妙な酸味が光っている。この酸味がソースを中和し、食欲をそそる。3口目で飽きることはない。

 

白米ともとても合う。パクパク食べれる。なんならソースだけお代わりしたいぐらい。もし挑戦できるなら、パンにつけてもめっちゃ合うと思われる。食べたい。

 

ハヤシライスを食べてきて、こんな気持ちになったのは初めてだ。とにかくうまい。

 

オムライスも最高

相方のオムライスも最高に美味そう。

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元々私はオムライスは元々好きだ。全世界の食べ物の中でベスト5に入るぐらいオムライスは好き。チキンライスもケチャップソースも卵のふんわり感も最高だ。

 

とはいっても味にうるさいわけではない。どんなオムライスも美味しく食べる。カレーと同じだ。不味いカレーがないように、不味いオムライスもない。

 

そんな私が相方のオムライスを一口もらった。

 

うまい!口の中に入れてすぐ思った!うまい!パクうまい!

 

まず美味しいのがトマトソース。卵とケチャップライスを引き立てる。なんだこのトマトソース。最高じゃないか。

 

ケチャップライスはどちらかというと薄めだが、このトマトソースが濃いめなのに酸味を利かせたしっかりとした味でとても美味しい。

 

卵は半熟ではなくどちらかというと硬めの部類だが、とても美味しい。

 

美味しすぎてもう一口食べたかったが、一口しかもらえなかった。許すまじ。

 

鎌倉に来たらまた来たいお店

レトロな雰囲気もよく、テーブルとテーブルの距離も十分にあって、ゆったり話すにもちょうどいい。

騒がしすぎず、静かすぎず、鎌倉を味わうのにピッタリのお店。

 

また鎌倉に来たらぜひ来たい。

 

 

池袋の「新宿つな八」で天ぷらランチ

 

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普段なら絶対入らない店

この店は池袋西口にあるルミネの8階に位置する。ランチメニュー限定のメニューも豊富にあるが、安くても1200円~、高いコースは3000円~4000円のものもある。

会社員が気軽に入れる値段ではない。美味しい天ぷらを食べるにしたって、こんな昼間からあげてもらう時間もない。

普段なら絶対に選択肢に入らないお店である

 

紹介で知り、ドキドキしながら入店

ではなぜこのお店に入ったのか。

それは紹介されたから。今日ご一緒した方はいつも池袋に来たとき、このお店で食べているそうだ。

その人はたまたま美味しい天ぷらを食べたい気分のときにたまたま入ったお店がここで、とても天ぷらが美味しかったのでそれ以来通っているとのこと。 

 

一人では敷居の高いお店だから紹介されなければ縁がなかった。その方がいなければきっと知ることもなかった。

 

どうせ頼むなら美味しいものを

普段来ないお店。どうせ奮発するなら美味しいものを食べたい。

美味しいものは旬のもの。 

ということで、今回注文したのは、ランチ限定「春の味覚膳」

海老2尾、山うど、菜の花、ふきのとう、白身魚(真鯛)、小海老のかき揚げにお揃い(ご飯・汁物・漬物)がついて1980円(税込)。

そして生ビールも一杯注文(680円)

 

絶品

天ぷらは天つゆと塩と両方用意してくれている。塩は4種類。粗塩、藻塩、わさび塩、紫蘇塩(多分)。お好みだがお勧めは藻塩。

 

そして一口食べればわかる。うまい。衣はサクサク。油っこさは微塵も感じられない。

 

海老はプリプリ感が最高。真鯛は身がふわっとしていて、甘みも感じられる。感動すら覚える。この2つは塩で食べた。

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野菜からはみずみずしさが感じられる。塩にも天ツユにもよく合う。

 

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食べ慣れた「てんや」とは比較にならないほどうまい。ビールにもピッタリ。最強の組み合わせ。

 

最後の「小海老のかき揚げ」はそのまま食べることもできるが、ミニ天丼にすることもできる。今回は天丼にした。天丼のタレも濃すぎず薄すぎず、ちょうど良い味。飽きることなく食べることができる。

 

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カウンターで食べるのが最高

ここで食べるならカウンターがお勧めだ。テーブル席とカウンター席の両方があるが、カウンター席の場合、目の前であげたものをすぐにそのまま出すが、テーブル席の場合は、揚げたものをまとめてお皿に載せて持ってきてくれるのだ。

カウンターで一品一品揚げたてを出してくれると、「良い天ぷらのお店に来た」という気持ちになり、普段味わうことのできない高揚感が得られる。

そして何より揚げたてがやはり美味しい。

 

悔いなし

普段のランチの3倍ぐらいの金額だが、たまに来るのなら払って悔いなし。 また機会があれば来たい店。

 

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