徒然なる日々

ありきたりな日々を好きなもので埋め尽くす

相手が感動のあまり涙を流したサプライズの方法を公開したい

先日、初めての結婚記念日を迎えた。

そして相方の誕生日も近かったことから、まとめて実施することにした。

 

どちらがメインなのかと言われれば、迷わず「誕生日」と答える。

 

お金に糸目をつけずに誕生日を祝う

毎年相方の誕生日は盛大に祝う。時にはモノだったり、時には思い出だったりするけれど、相方のことを一生懸命考える。

 

普段はケチな自分もそのときだけは財布をガバッとあけて祝う。

 

結婚記念日ももちろん大切。二人が人生を共に歩くことを公的に決意した日でもあるから。

 

だけど、やはりそれ以上に誕生日の方が大切。相方が生まれてきてくれなかったから結婚も起こり得なかったから。

 

ただただ感謝したい。そんな気持ちの方が強いのだ。

 

サプライズプランは情報戦。1年かけて計画する

サプライズは情報戦だと思っている。いかに相方に悟られることなく計画を立て、喜んでもらえるか。スパイさながらに相手が欲しい物や行きたいところ、好きなものの情報を得なければいけない。

 

そのために1年かけて準備を整える。

 

相方の好きなものや欲しいものは日々変わっていく。今日欲しい物が明日も欲しいものとはかぎらない。あまりにも欲しすぎて、直前に「ボーナスが入った」とかなったら、準備していたものを購入されてしまうかもしれない。

 

いくつも候補が必要だし、その中での相方の優先順位を見極めないといけない。ゆっくりと確実に情報を整理しながら、準備を整える。

 

しかし、

 

「本当に1年も必要なのか?」と考える人もいるかもしれない。「3ヶ月前でも充分ではないか」と。

 

私の結論から言うと、3ヶ月では不十分なのだ。

 

3ヶ月前からの準備だとサプライズが薄れる

 

3ヶ月前から準備を始めると、相手から情報を得るのが難しいというのが非常に難しい。

 

サプライズなので直球で質問することはできない。3ヶ月前からだと相手によっては意識し始める可能性がある。「誕生日近づいてきたな」とか。

 

特に私の相方は3月が誕生日なので、年明けからすっかり誕生日気分だ。「3月」や「春」というワードが出ただけで誕生日を意識される可能性がある。

 

少しでも意識されたら、サプライズではなくなる。記憶がうっすら残っているだけでサプライズの威力は減る。

 

全く悟られることないためには3ヶ月前だと不十分だ、と個人的には思う。

 

まさに完全犯罪のごとく、芸能人を騙すドッキリのごとく、用意周到に準備を進めなければサプライズにならないと思うのだ。

 

当然のことだが、サプライズはバレたら終わり。そのためのリスクをできるだけ排除するための1年前からの準備なのだ。

 

サプライズはエゴであってはならない

一時期フラッシュモブというのが流行った。

 

フラッシュモブとは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンスを行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為。ゲリラパフォーマンスの一種である。(Wikipedia) 

 

この手のものに感動する人もいれば、拒否反応を起こして別れるカップルもある。

そもそもサプライズが苦手な人もいる。

 

サプライズがエゴであってはならない。相手を悲しませるサプライズはサプライズとはいえない。自分自身のエゴをぶつけるだけの自己満足だ。

 

そうならないためにも情報が必要なのだ。

 

相手が喜ぶ情報は雑談で収集する

サプライズのための質問を行ってはいけない。あくまでも雑談の自然な流れの中で、相手が好きなもの、もらって嬉しいもの、苦手なものを集めていく。

 

とはいえ、高いコミュニケーションが必要なわけではない。私も口下手でコミュニケーション能力は低いほうだ。

 

サプライズのために質問するというより、雑談の中で相手が好きなものについて話していたら、それを会話の後でこっそりメモすることをオススメしたい。

 

それはデートにでかけたとき、食事にでかけたとき、テレビを見ているときなど、いくらでも話す機会はある。相手が好きな食事などを質問してくることもあるだろう。それに乗っかるのだ。

 

そういう情報を集めていくと、自然とサプライズの形が見えてくる。企画は考えて生み出すものではない。相手の情報を集めれば自然と生まれていくものなのだ。(ドヤ)

 

相手が喜ぶよう情報を小出しにする 

サプライズの企画が決まったら、情報を小出しにしていく。特に大切なことはドレスコードと宿泊の有無だ。

 

相手に恥をかかせるようなことはいけない。相手が男性でも女性でも、手ぶらで泊まりに行く人はいないし、Tシャツで高級レストランに連れてこられるのは嫌だ。そういった場所に相応しい格好をしてもらう必要がある。

 

そのためには全く情報出さずにサプライズすることはよくない。宿泊やドレスコードの有無についてはきちんと伝えよう。

 

もし長時間歩くとか運動が含まれるならばそれも伝えないといけない。ヒールの有無は女性にとって特に重要だ。男性もオシャレな人は革靴履いてきたりもする。気をつけないといけない。

 

情報で相手をワクワクさせる

情報を出すことでサプライズ感がなくなるのでは、と思うのは間違いである。企画全てをサプライズにすると相手には不安しか生まれない。「遠方なのか」「泊まるのか」「高いところなのか」「匂いは」とか気になるところが目白押しなのである。

 

だから、むしろ情報を出して相手は安心させてあげる必要がある。

 

安心の中にサプライズがあるからだ。

 

その情報(企画)が相手を喜ばせる企画であればあるほど、相手はワクワクするのだ。

 

例からサプライズの基本形を学ぶ

例えば付き合って3年ぐらいの20代後半の彼女がゼクシィを置いて最近アピールしてくるとしよう。自分も結婚するつもりはあるが、押し切られて結婚したように思われるのは心外。

 

そこで彼は少し興味のないふりをした。

 

そして誕生日だから(とかお祝い事で)ちょっといいところにご飯行こうと誘った。この時彼女は何を考えているか。

  • ちょっと高いレストランに連れてってくれる。
  • 誕生日だからプレゼントもきっと用意してくれているだろう
  • でも結婚に興味はないから、指輪はない。バッグか財布かな。

とか想像し、少しワクワクしているわけだ。

 

そこで指輪を出すと、相手は驚く。

 

「結婚に興味がないのかと思って、別れようかと考えてた」とか言うので「結婚したかったけど、ゼクシィに押し切られて結婚したように思われるのは心外だ」と素直に伝えるとさらに驚く。

 

相手に別のことを期待させ、そして期待の外にあるところから相手が喜ぶモノ・コトを差し出す。そのプロセスに不快な思いが発生しないよう気を配る。

 

これがサプライズの基本形である。

 

私の実例

相方の情報

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  • 高級感あるホテルの高層階が好き
  • 海が好き
  • 特別待遇が好き
  • 自分でメニューを選ぶのではなく、最高の逸品を持ってきてほしい

 

私が事前に出した情報

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  • 地元で一番の高級ホテル
  • もちろん海が見えて高層階
  • 普段は安いプランだが、今回はラウンジにも入れる
  • コース料理も少し高め

 

私のサプライズ

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  • 入室とともにお花を置いておいた
  • 最後にメッセージカードを渡す
  • 運転手付きのリムジンベンツでゆったりドライブ 

 

あくまでも一例なので参考になれば。

 

サプライズはあくまでも喜んでもらうのが前提なので、相手が喜ぶ情報収集が一番大事だと思う。